*1999年10月第4週メッセージノート*
1. 敵はこの世界?(1-8)
1)多くの人々は敵を知らずに戦っている(1-5 ルカ10:17-20 )
世に勝つとは、ふつうこの社会で言われている勝利とは違います。この世の勝利とは、富において、名誉において、健康において、この世の中で人との競争に勝つ事です。世に勝つことはこれらの世の中の勝利より価値のあるものです。なぜならそれは、この世という制約を超えた永遠の勝利だからです
2) 多くの人は自分の王を知らずに戦っている (6-8、ヨハネ15:26,27)
イエス様はヨハネのバプテスマを受けられたとき、バプテスマのヨハネはイエス様に霊が降るのを見て神の子と確信しました。このとき地上における神様の直接的な働き(イエス様の宣教)が始まりました。十字架の上の出来事によってイエス様の地上での働きが完成されました。この二つの出来事の真の意味が私たちの救いであることを、聖霊は教えてくれているのです。神様はこの戦いを引き分けに持ち込もうとは、全く考えておられません。
3) 多くの人は武器を持たずに戦っている(エフェソ6:10-20)
2. あなたが勝利者になるために (9-21)
1)純粋な動機(9-12, ヨハネ3:16-21)
神様がはっきりとご自身を御子の姿をもって現されたのに、そのことを信じないでイエス様を道徳的教師や、革命家あるいは肉体を持たない霊的存在と考えるなら、それはもはや信仰とはいえず命のないものです
2)単純な信頼(13-15)
私たちの願いと神様の願いが、神様からの強制でなく私たちからの喜びに満ちた自発的なものとして、一致するとき喜びはやがて過ぎ去る一時のものではなく永遠のものとなります。神様への心の願いは、祈りとして神様の心に留まります。そして私たちはただ神様のタイミングを安心して待てばよいのです
3)戦略の理解( 16-17, マタイ12:30-32)
聖霊を汚れた霊といい、信じる者の働きを中傷し迫害する者は、悪霊にただ惑わされて行っているのではなく、はっきりとサタンを主と自覚的に認めて対抗するような者たちです。このような者たちを説得しようとしたり、戦ったりする事は私たちの務めではありません。私たちの務めは何が真理なのか分からずにさまよっている人々です
4)観察力 (18-21 ヨハネ10:7-18)
私たちは確かに神様に属する者として、イエス様と共にいますが、この世界の限定的な支配権はサタンが握っていることがここで分かります。私たちは十分守られてはいますが、敵地の中にいるという事です。そしてこの戦いは偶像から自分自身を守る戦いです。偶像とはどんな形であれ神様から私たちを引き離す物事です
*メッセージのポイント*
人生という戦いには引き分けはありません。なぜなら神さまに従って行く道には敗北は決してありませんし、逆に神さまなしで歩き続けて行くなら一時的な喜びはときどきあっても勝利することはできないからです。神さまに従って行くといっても、本当に真剣にそうするのでなければいつか足をすくわれてしまいます。そうならないように毎日成長しましょう
*ミニチャーチのためのヒント*
1、人生を戦いとするならあなたの敵は誰ですか?
2、人生に勝利するための武具とは何ですか?
3、あなたが人生に勝利するために何を強化したらよいでしょう?