2002/9/1メッセージノート
愛で悪に勝つ方法 マタイ5:38-48
A. 誰が裁き、罰を与える権威を持っているのか
1)被害者は冷静に裁けない (申命記4:41-43)
2)司法機関は完全ではない
3)裁きを神様にゆだねる (ローマ12:19-21)
B. 復讐心・敵対心はよいものを生まない
1)復讐を果たしても平安はない
2)神様の与えようとするよいものを受け取れない (マタイ11:28-30)
3)復讐は復讐を呼ぶ
C. 完全な方が下さる完全な愛をはたらかせて (マタイ5:43-48)
1)不健康な怒りを癒していただく
2)相手の攻撃に対する反応を変える
3)赦す、受け入れる (ローマ8:28)
メッセージのポイント
イエス様のこの二つの命令に究極の倫理が表現されています。イエス様において表された神様の完全な愛だけが、この倫理の基準にパスすることができます。個人のレベルでは主の助けによってすぐにあらわしてゆくことができます。それを政治や社会に反映させるためにはかなりの時間と根気を要するでしょう。そしてそれは神の国の完成のときまで続きます。「自分を愛さない人、憎んでいる人、迫害する人をどう愛してゆくか?」それは神様が私たちに下さった大きな宿題です。みんなで祈り、話し合い、励ましあって答えを出してゆきましょう。
ミニチャーチのためのヒント
1)なぜイエス様は復讐を禁じられたのでしょう?
2)「敵を愛する」と聞いてあなたは誰を思い浮かべますか?