*2002年9月29日メッセージノート*
「天におられる私たちの父よ」マタイ6:5-9
祈りの原点“主の祈り”に学ぶシリーズ(1)
祈りはクリスチャン生活の基本です。今日からしばらく「主の祈り」について学びますが、ここから私たちは祈りの本質と大切さを知り、祈ることをしっかりと身に着けたいと思います。
祈りについての誤解を解く
1)祈りは人に聞かせるものではない
2)祈りの価値は言葉の立派さや多さとは関係ない
3)神はあなたが祈る前からあなたの必要を知っている
天におられる私たちの父よ
1)「天の父」と呼びかけることのできる特権
2)「私の」ではなく「私たちの」と祈る意味
メッセージのポイント
うまく祈れない、祈ることがないときはどう祈ったらよいのですか?といったことを時々耳にします。私たちの祈りを困難にしているのは、それがいつの間にか人を意識してするものや、ただ願いをかなえてもらうためのものに変質してしまっているからです。そんなときは、祈りの原点(「密室の祈り」つまり神さまと二人だけで親密に過ごす時)に立ち返ることが大切です。主の祈りは神様への呼びかけで始まります。私たちには偉大すぎて近づけないと思われるような創造主に向かって「父よ」と呼びかけることのできる幸せはイエス様の十字架によってもたらされたものです。このことへの感謝の思いが、あなたの祈る「主の祈り」の全体を実質のあるものとしてくれるのです。
交わりのときのためのヒント
1)人前で祈るのが難しいのはなぜか?どうしたら抵抗なくできるようになれるでしょう?
2)「天におられる父」という表現の中にどんな意味が込められているのでしょうか?