*2003年4月6日メッセージノート*

十字架を見上げて歩もう

ヨハネ18:28-19:16、ルカ22:42-44、1ペテロ2:18-25,1:13-19

A キリストを殺したのは誰か?

1)キリストを苦しめた者

2)十字架で処刑した者

B キリストの苦しみの意味

1)神の、罪びとに対する怒りを一心に引き受ける苦しみ

2)愛する者たちから受け入れられない孤独の苦しみ

3)私たちの模範としての苦しみ

C この方とともに生きるとは?

1)忍耐=この世における苦しみを主とともに引き受けること

2)憐れみ=あなたを苦しめる者を主の愛によって赦すこと

3)聖化=一人一人が小キリストとして成長してゆくこと

メッセージのポイント

今年もレント(イエス様の復活を祝うイースターまで彼の苦難を心に刻むための46日間)を迎えています。この時ほど私たちの生き方が鋭く問われる時はありません。イエス様の生涯は悲しみ苦しみの生涯、それも私たちの身代わりとして悲しまれ苦しまれた生涯でした。イエス様が引き受けてくださった私たちの悲しみ苦しみの正体とは何でしょう?苦しみを克服するために一番大切なことは、その原因を知ることです。それを知れば解決の方法を見出すことができます。あらゆる苦しみの原因は「罪」にあります。言い換えればわたしたちが神から遠ざかっていることに原因があるのです。私たちは幸いなことに神との関係をイエス様によって回復することができました。この喜びを苦しみや悲しみのうちにある人々に伝えるために、私たちはここに生かされています。私たちがそれを伝えるためには言葉だけでは十分ではありません。喜んでいる姿を見せることだけでも十分ではありません。苦しむ者、悲しむ者の重荷を共に背負うことによって初めて「解放」をもたらすことができるのです。

話し合いのためのヒント

1)イエス様の生涯の苦しみはあなたにどんな関係があるのですか?

2)イエス様は苦しみから解放された私たちにどんな生き方を望んでおられますか?